「所属国会議員が1名」でも1億円超の政党交付金を交付されている「新党日本」


以前にも取り上げた元外務省官僚・天木直人氏のブログ記事から、引用します。
「横峯」は「さくらパパ」、「平山」は平山誠氏です。どちらも参議院議員です。
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/archive?word=%CC%B1%BC%E7%C5%DE%B0%DC%C0%D2

 しかし横峯、平山コンビは絶対だめだ。

 横峯は説明するまでもないだろう。政治家失格の醜聞まみれの男だ。

 平山は田中康夫衆院鞍替えで繰り上がった男だ。

 田中康夫と喧嘩別れして新党日本を飛び出したにも関わらず、どういう理由でそれが許されるのか理解できないが、繰上げ当選して政治家になった男だ。そのとたん民主党に鞍替えし、横峯とゴルフ仲間にいそしんでいる男だ。

 実は2009年の衆院選挙で私は田中康夫から三顧の礼を持って誘われ、その後何の理由も告げられず裏切られた腹立たしい経験を持つ。

 その時知り合ったのが、まだその時は田中や有田芳生とともに新党日本の三人目のメンバーであった平山だ。

 田中康夫新党日本がいかにいい加減な政党であるかを教えてくれた彼には感謝している。

 人のいい男だ。個人的には何の恨みもない。

 しかし彼にはこの難局で政治家を務める器量はない。

http://blogos.com/article/28399/

 その資金配分表を見ながらいつも思うのだが、一人になって久しい田中康夫新党日本政党助成金をもらい続けている。その額は2012年分で1億3600億円だという。

 ただでさえ高額に歳費や経費を受け取っているのに、その上政党助成金まで独り占めだ。何に使うかも含めて、すべてひとりで決めてひとりで使っているのだ。

 こんな不健全なことがまかり通っているのである。

http://blogos.com/article/29677/


新党日本は、参議院議員・有田芳生さんも立候補された5年前の参議院議員選挙で「比例代表選挙で得票率が2%以上」となったため、政党交付金の交付の対象政党になりました。
しかし、有田さんが民主党に移籍されてから、実質的に田中康夫氏ひとりの政党になっています。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/naruhodo02.html#chapter1


巨額の政党交付金は、本当に有効に国民のために使われているのでしょうか?
新党日本には、それほどのカネが必要なのでしょうか?
これらの疑問に、田中氏は答えられるのでしょうか。


田中氏の「ダムはムダ」との主張には賛同しますが、新党日本も「税金の無駄遣い」と言われても仕方ないような実態です。