「菅家利和さん冤罪」の足利事件の真犯人?


「文藝春秋」の10月号および11月号で、「足利事件の真犯人」に関する記事が掲載されています。
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/bungeishunju1010.htm
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/


「ぢょしアナ日記」の「2010.9.20 解決可能なはずの未解決事件」より

「菅家さんが冤罪だと判ったから、他に真犯人がいる」のではなく、

「真犯人を見つけたから、菅家さんが冤罪だと判った」のです。

(中略)

そして、当然、清水さんは当局へ犯人の情報提供をしたそうです。

清水さんの一連の報道の目的は、「真犯人の逮捕」だからです。

 

しかし、その後、警察が真犯人逮捕へ向けて本格的な捜査に入ったという情報はありません。

(中略)

当局が捜査に乗り出さない背景が、「文芸春秋」誌面にこれでもかというほどあぶりだされています。

警察の捜査の矛盾、消された目撃証言、再捜査を認められないジレンマ、当時のDNA鑑定の「精度が低かった」のではなく、「そもそも鑑定が間違っていた」証拠の却下など。

「しがらみ」でがんじがらめになった警察・司法の真実を封印しようとする姿には、恐怖すら感じます。

http://www.mikimouse.info/newdiary.htm


「文藝春秋」の記事もざっと読んでみましたが、警察の体質からすると十分ありうる話だと思います。
過去の記事で指摘したとおり、検察および警察は、約60年前から冤罪を故意に生み出しているようです。
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/20101001/p1


検察および警察を外部組織が監視する有効な体制が存在しないことが問題なのでしょう。
現状を変えるには、まず取り調べ全過程の可視化を実現した上で、マスメディアと検察および警察の癒着をやめさせることです。