統一教会が続ける「合同結婚式」「統一教会批判者への誹謗中傷」(2)


世界基督教統一神霊協会」(統一教会統一協会)の信者らが、統一教会批判者への誹謗中傷を行なっていることは一昨日の記事で述べたとおりですが、誹謗中傷の「材料」として最も利用されているのが「後藤事件」でしょう。
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/20101008/p1


後藤徹氏が「逮捕監禁致傷および強要未遂」の被害を刑事告訴してからの経緯は、「やや日刊カルト新聞」に掲載されています。

2008年6月17日、後藤氏は刑事告訴をした。翌年2009年12月9日、東京地検は不起訴処分に。
その後、今年2010年6月23日不起訴処分に納得がいかない後藤氏は検察審査会に不服申し立てをしていた。

そして今回検察審査会は、申し立てに対し不起訴相当との議決を下した。

http://dailycult.blogspot.com/2010/10/blog-post_08.html


「やや日刊カルト新聞」ではジャーナリスト・米本和広氏について簡単な紹介しかありませんので、このブログの過去の記事もご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/20100316/p1


「やや日刊カルト新聞」によると、不起訴相当の議決は今月6日に行なわれたとのことです。この記事に寄せられた「ここまでやっても脱会させることができないことがあるんですね」とのコメント、私も全く同感です。
http://dailycult.blogspot.com/2010/10/blog-post_1156.html


検察審査会の議決文書に記載されている「一心病院」とは、統一教会系の病院です。文書の10頁で引用された一心病院の記録は、全く信用できないということです。
http://www1k.mesh.ne.jp/reikan/kigyo_list.htm


「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」Webサイトより。

当会は、拉致監禁による強制改宗・強制棄教の被害の経験を持つ世界基督教統一神霊協会統一教会)の信者によって構成された任意団体です。約43年間にわたって起こってきた拉致監禁による棄教強要の深刻な人権侵害を終わらせるため、啓蒙活動をはじめ、反対派の犯罪性を暴露し、被害者のケアなどにあたっています。

http://kidnapping.jp/


自分たちが行なっている霊感商法の犯罪性を認めないまま、統一教会批判者の犯罪をでっち上げる統一教会
今月1日に開催された「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(全国弁連)の集会に関する記事のとおり、統一教会批判者が行なっているのは「拉致監禁」ではなく「脱会カウンセリング」なのです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-10-02/2010100214_01_1.html


統一教会が、ジャーナリスト・有田芳生さんの参議院選挙での当選を阻止しようと全国規模で誹謗中傷ビラを配布したことは、この教団の異常性を改めて浮き彫りにしました。このような典型的カルトが、いまだに宗教法人であり続け、非課税特権を享受している現状を変えなければいけません。
http://arita.tanigawa.info/touitsu.html
http://twitter.com/aritayoshifu/status/26850915606