小沢一郎氏は、誰に敗れたのか


民主党代表選挙、マスメディアでは「菅直人氏の圧勝」と伝える報道が目立ちますが、実際は大差ではありませんでした。
党員・サポーター票は、小選挙区ごとに割り当てられたポイントを勝者が総取りする仕組みだったため大差になりましたが、小沢一郎氏の得票率は4割で、地方自治体議員票と同程度の比率だったのです。そして、国会議員票は僅差(6名、12ポイント)でした。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091400620
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091401146


小沢氏の演説および政策からは、現状認識の確かさ、視野の広さ、未来への希望を感じました。菅氏より、はるかに魅力的な候補者でした。それでも、敗れてしまいました。
菅氏にではなく、マスメディアおよび検察による世論操作に敗れたと考えています。検察は小沢氏を立件できませんでしたが、世論操作には成功しました。
今後、「最後の切り札」として復権する日が来ることを願っていますが…