ジャーナリスト・有田芳生さんの参議院選挙(2)


ジャーナリスト・有田芳生さんが国政に初挑戦された3年前の参議院選挙も比例区からの立候補でしたが、「新党日本の候補者で全ての都道府県を回る」ことにこだわった選挙活動は、人口密度の低い地域での移動なども多く、選挙期間の貴重な時間を有効に使ったとは言い難いものでした。


そのため、今回は日程の約半分を東京都、特に昨年の闘いの場であった板橋区東京11区)を中心に選挙活動をされていました。東京都以外でも神奈川県、埼玉県に行かれることもありましたので、有田さんがご自宅に帰れない日は3年前よりかなり減ったのです。


有田さんは比例区での闘いを「砂漠に水を撒いているよう」と形容されていました。どれほど努力しても、それがどの程度得票に結び付くかは全然予想できないのです。


民主党比例区候補者の中でのトップ当選という結果は、過去2回の苦戦を知る私にとって意外でした。有田さんも「何か拍子抜けしたね」と仰っていたようです。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100712-OHT1T00050.htm


統一教会だけでなく、「(公職選挙法で選挙期間中のインターネット利用が規制されているため)ブログやツイッターで反論できないことをいいことに、ありもしないデマを吹聴した勢力」も存在しましたが、彼らの意図に反して、有田さんを宣伝する効果があったかもしれません。
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2010/07/post_5878.html


しかし、一昨日も述べましたが、あいうえお順の民主党候補者名簿の先頭に有田さんが記載されていたことが、トップ当選の恐らく最大の要因なのでしょう。