活動資金調達に困窮されているジャーナリスト・有田芳生さん


今月末、ジャーナリスト・有田芳生さんの『闘争記』出版記念パーティーが開催されるのですが、その案内が今日届きました。
有田さんが「政治資金パーティー」とは意外な感じですが、それほど活動資金調達に困窮されているということなのでしょう。
事務所のスタッフの方と先日お会いしましたが、最近定年退職され、手弁当で有田さんを支援されているそうです。
この日本の現状を見て見ぬふりができず、ご自分が苦しくても「世直し」を目指されている有田さんに、浄財が集まることを願っています。


今日の朝日新聞に、中村敦夫氏が有田さんについて述べたインタビュー記事がありました。

 統一教会世界基督教統一神霊協会)が、有名人を使って合同結婚式をPRしていたころ、テレビでその教義を批判すると、名誉棄損で刑事告訴されました。霊感商法とかで問題になっていた教団だが、厄介だから黙っちゃおうというのが当時の知識人たちの態度。大変なタブーでしたね。すぐにジャーナリストの有田芳生さんらと記者会見を開いてテレビの前で教団を批判し、宣戦布告しました。


 それ以降、不思議なことに手紙一本来ませんでした。

http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001005010001


宗教団体が様々な問題を起こしていても、オウム真理教事件が発覚するまでは「触らぬ神に祟りなし」と関与しようとしない態度がほとんどだった日本社会では、かなりの勇気が要ったことでしょう。
統一教会問題に長年取り組まれている有田さんだからこそ、私は支持・支援し続けます。


今夏の参議院選挙で、有田さんは3年前と同じ比例区から立候補されますが、与党の候補者であっても大規模な支援団体(労働組合など)が存在するわけでもなく、民主党バッシングの嵐の中で厳しい選挙戦が予想されます。
オウム真理教について詳しいジャーナリストの有田さん」として全国的知名度があるのは利点ですが、立候補することをどうやって多くの有権者に知ってもらうかは、決して簡単ではありません。