官僚依存脱却を目指す民主党政権の四面楚歌?


日刊ゲンダイの記事より。

普天間ではとくに、この内閣の弱点が露呈しましたね。事務方が動かないから、問題点の整理や情報の共有、管理がペーパーにまとまっていないのです。だから、政治家が勝手なことをしゃべって、どんどん、情報が漏れる。新聞に候補地が先に載れば、地元は『聞いてないよ』でヘソを曲げる。ますます、窮地に追い込まれる。(中略)こうやって、どんどん、地元は硬化してしまったんです」(官邸事情通)
 これが政治主導といえば、聞こえはいい。しかし、意図的に役人を排除するから、役人もサボタージュで動かない。かくて、官房副長官副大臣が右往左往し、「毎日3時間くらいしか寝ていないよ」などとボヤいている。これでは、マトモな政治判断ができるわけがないのである。
首相官邸でさえ、こうですから、無能大臣の役所なんかひどいものです。JALの迷走、高速道路の混迷で馬脚を現した前原・国交省を筆頭に、機能不全のところばかり。そこに自民党の負のツケが重くのしかかる。民主党の迷走は、改革の混乱であり、前政権の負の遺産のせいですが、それにしても目に余ります」(民主党関係者)

http://www.gendai.net/articles/view/syakai/123584


自民党政権の負の遺産を抱えさせられ、官僚の協力も得られず、毎日ほとんど寝る時間もない状況が、どれほど苦しいでしょうか。鳩山政権を非難または批判するだけでなく、国民益のための努力には声援を送ることを、特にマスメディアに求めたいです。