抱腹絶倒の「カルトくん」ツイッター


福島第一原発事故以降、プルトニウムのイメージキャラクター「プルト君」が注目されましたが、その「プルト君」とそっくりの「カルトくん」に、私はいま注目しています。
http://twitter.com/#!/Cult_kun
http://twitter.com/#!/Plutokun_Bot
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E7%89%A9%E8%AA%9E_%E9%A0%BC%E3%82%8C%E3%82%8B%E4%BB%B2%E9%96%93%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E5%90%9B


カルト教団「世界基督教統一神霊協会」(統一教会)が、公式「Twitter」(ツイッター)でのイメージキャラクターの名称を公募し、「やや日刊カルト新聞」が「カルトくん」との命名の提案を支持したことから生まれたキャラクターがカルトくんです。
案の定、統一教会の選考対象から除外されてしまいましたが、現在もカルトくんは「公式守護霊」として活動を継続しています。過去のツイートを読むには、「Twilog」(ついろぐ)を利用すると便利です。
http://dailycult.blogspot.com/2011/08/twitter.html
http://dailycult.blogspot.com/2011/08/twitter_19.html
http://dailycult.blogspot.com/2011/08/twitter_25.html
http://twitter.com/#!/a2sky/status/100862919377559553
http://twilog.org/Cult_kun


カルトくんは、カルト、特に統一教会の立場(時々、やや日刊カルト新聞の立場?)からツイートします。
しかし、守護霊のためか、本音と建前の使い分けがあまり得意ではないようで、カルトの教祖または幹部らが決して口にすることのできない言葉を、彼らの迷惑も顧みず、つぶやいてしまいます。
中には、抱腹絶倒のツイートも。私は、インターネットでこれほど笑ったことはありません。


考えてみれば、カルトは、笑いのネタの宝庫です。
カルト信者は、「社会のルールまたは常識」と広く考えられているものを知らず、あるいはそれらを無視し、バカ正直にカルトの上層部からの指示に従い、反社会的活動も行ないます。
カルトのトップまたは幹部らも、「社会のルールまたは常識」と広く考えられているものを知らず、あるいはそれらを無視し、自分(たち)の欲求を満足させることだけを追求し、信者たちに反社会的活動を行なうことをも平気で命じます。
その様子は、カルトの「外部者」から見れば奇妙ですが、本人たちは大真面目です。
彼らは他者を笑わせようとする意図はありませんが、結果的に笑わせるような材料を日々作っています。
これは、「ミスター・ビーン」の芸風と似ています。
もちろん、彼らの暴走が殺人または殺人未遂などの重大犯罪にまで及べば、全く笑えませんが…


笑いは、心をなごませます。加害者であり被害者でもあるカルト信者と接するには、心の余裕が必要です。一筋縄では行かない相手ですが、「ただ、やっつければ良い相手」ではないからです。このことを、やや日刊カルト新聞は恐らく認識しているのでしょう。母親が統一教会信者だという「あつ」さんも、カルトくんの効用を実感しているようです。
http://twitter.com/#!/a2sky/status/106415539831844864


カルトくんの面白さは、カルト、特に統一教会問題の知識がなければ分かりにくいかもしれません。そのためか、フォロワー数は多くはありません。もったいない状況だと思っています。


なお、カルトくんと私の対話をまとめましたので、よろしかったらご覧ください。参議院議員・有田芳生さんをカルトくんがいかに恐れ、憎んでいるか(笑)などが明らかになりました。
http://nearmetter.com/Cult_kun/psw_yokohama