やはり必要のなかった総理大臣・菅直人氏の原発視察


地震発生翌日の総理大臣・菅直人氏の原発視察が、事故を深刻化させた疑いがあることは、昨日このブログで述べたとおりです。
その視察の必要性は、ほぼ皆無だったことが、菅氏らの発言で明らかになりました。

 首相は「その後の経緯を考えると、現地の責任者に短時間だが会って直接話を聞いて、人物を見たことが極めて有効だった」と強調。礒崎氏は、首相の視察が放射性物質を含む気体を原子炉から抜く「ベント」の遅れにつながったと批判したが、首相は「(視察前の)12日午前1時30分にベントをすべきという姿勢を明確にし、東京電力に伝えていた」と反論した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011032900158

菅首相は「現地の状況を把握する必要があった。その後の判断に役立った」と開き直った。

(中略)

もし、菅首相原発事故を解決していたなら、胸を張っても構わないが、事故発生から2週間以上たつのに放射線物質は漏れ続けている。「史上最悪」とされるチェルノブイリ原発事故でも10日間で主な漏出は収まっている。なぜ、菅首相が「有効だった」と開き直れるのか理解不能だ。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110329/plt1103291705004-n1.htm

 原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は28日の参院予算委員会で、東日本大震災の発生翌日の12日に菅直人首相が福島第一原子力発電所を視察したことについて「総理が『原子力について少し勉強したい』ということで、私が(視察に)同行した」と語った。

http://www.asahi.com/politics/update/0328/TKY201103280444.html


http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-1779.html