裏切りと言論封殺の自滅内閣「最凶の体制」発足


内閣総理大臣菅直人氏は、「日本の危機を乗り越えていく上で最強の体制を作るという考えで進めた」と述べましたが、「最凶の体制」になってしまいました。
危機的状況に追い込んだのは自民党政権ですが、菅政権は、その危機を深刻化させています。


小沢一郎氏が民主党幹事長を務めているとき、「強権的」「自由に意見を言わせない」などと中傷されていました。しかし、これらの言葉は現在の執行部にこそ向けられるべきものでしょう。一昨日の両院議員総会で質問にまともに答えず、昨日の党大会では質問もさせないのですから。
http://blog.goo.ne.jp/kawakamimitsue/e/f95a57b18f6b84bd74acf8fa6df5ce42


元副議長の老人の「小沢憎し」の感情に凝り固まった発言の数々をニュースで取り上げるマスメディアも、情けない限りです。正当な抗議を行なった参議院議員・森ゆうこさんを、総会屋呼ばわりした老人。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」でしょう。何が最高顧問ですか。すぐに議員辞職し、引退すべきです。


菅直人第2次改造内閣の人事は、ムチャクチャです。
参議院議長まで務めた江田五月氏および民主党所属でもない(連立相手でもない)与謝野馨氏まで入閣させるとは、民主党に人材がいないと宣言するに等しい人事です。もちろん、人材はいるのですが。


小沢グループを排除するから無理な人事になってしまったのでしょう。参議院議長経験者が入閣するのは初めてのことだそうです。三権の長として総理大臣と並ぶ地位から、総理大臣の部下になることには強い違和感を覚えます。元衆議院副議長の中野寛成氏についても。
大蔵大臣、財務大臣、最高顧問経験者が官房副長官、も不自然です。官房長官枝野幸男氏が頼りないからでしょうか。


このままでは、統一地方選挙どころか、総選挙で自民党に政権を奪還されることは確実でしょう。とにかく、一日も早く総理大臣を代えないと駄目です。