法務大臣・柳田稔氏の辞任


法務大臣柳田稔氏について、民主党所属参議院議員・森ゆうこ氏が、ブログで「辞任すべきではない」と主張していました。

「検察のあり方検討会議」に法務省内部の強い反対を押し切って、郷原さんや江川さんを入れてくれた大臣のリーダーシップと検察改革への強い意志は、周りにいる者がよく知っている。

広島の発言は軽率だったが、国会答弁は本当に国会軽視だろうか。

「個別の案件にはお答えできません」「法と証拠に基づいて…」この二つは、歴代の大臣が使って来たお決まりのフレーズだ。

これが国会をバカにしているとしたら、自民党法務大臣たちもずっと国会軽視をしてきたということであり、みんな今頃気付いて騒いでいるということなのだろうか。

違うでしょ

刑事訴訟法47条の制約でどの大臣もそれ以上答えられなかったのであり、47条を金科玉条にして、検察は国会の追及から逃れて来たのだ。

http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2010/11/post-bf0d.html


http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO131.html#1001000000006000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000



「検察改革への強い意志」は当然評価すべきなのですが、柳田氏の発言の本当の問題点は、発言の内容ではなく、「そのような発言は、野党に攻撃材料を与えることになる」ということを柳田氏が判断できなかったことだと私は考えています。