統一教会と癒着する国会議員は、自民党だけではない


自民党所属の国会議員と「世界基督教統一神霊協会」(統一教会統一協会)との癒着は、参議院議員・有田芳生さんを始めとして多方面から指摘されていますが、非常に残念なことに、近年は民主党にも統一教会の接近を許してしまう国会議員がいるようです。
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/20081128/p1
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-01-05/2010010501_04_1.html


選挙では、多額の資金および多数の人員が必要ですが、それらを調達するのは相当に大変です。業界団体または労働組合などの大組織の支援がなければ、の話ですが。
全国的に知名度の高い有田さんでも、大組織の支援を得られなかったため、資金および人員確保に悩まされ続けました。新党日本から民主党への移籍以降も、です。小沢一郎氏のように潤沢な資金を保有している議員は、現在では例外中の例外と言えるかもしれません。


どの政党の所属であろうと(もちろん無所属ならなおさら)、選挙の候補者が大組織からの支援を望むのは自然だと思います。
資金および人員の不足を解消するためなら、相手が反社会的行為を繰り返すカルトであっても癒着してしまう候補者がいることは、不思議ではありません。
しかし、そのような候補者は何のために選挙に立候補するのか疑問に思わざるを得ません。自己保身しか考えていないのではないでしょうか。


民主党にも、様々な欠点があります。だから、これからも私が民主党を批判することはあるでしょう。それでも、少なくとも今後数年間は民主党が政権を担い続けることが多くの国民の利益になると確信しています。