国会議員叩きは、国民の利益にならない!(2)


昨日投稿した記事に関連した内容が、今日の毎日新聞に掲載されていました。

 自民党大物議員の間で、国会近くのビルなどに置く個人事務所を閉鎖する動きが出ている。7月に衆参両院の新議員会館がオープンし、旧会館に比べ事務所の広さが2.5倍になり手狭さが解消されたことや、野党転落で緊縮財政を強いられているのが要因。民主党鳩山由紀夫前首相や小沢一郎前幹事長らが個人事務所を維持しており、明暗を分けている。
(中略)
 旧会館の事務所は約40平方メートルしかなく、福田氏周辺は「海外からの来賓を迎える場所にしてはあまりに手狭で古く、失礼にあたる」と外事務所を構えた理由を説明する。新会館は約100平方メートルあり、それぞれに会議室もあることから費用のかかる外事務所を維持する理由が薄れた。自民党のベテラン秘書は「野党になって収入も減り、少しでも節約しないと厳しい」と述べ、台所事情も理由と打ち明けた。

http://mainichi.jp/select/today/news/20100817k0000m010085000c.html?inb=tw


鳩山由紀夫前首相や小沢一郎前幹事長らが個人事務所を維持」しているのは、新しい議員会館でも手狭だということでしょう。官僚に依存しないようにするために多数の秘書を抱えていれば、約100平方メートルでも十分ではありません。


なお、直接関係ないのですが、社民党の党本部老朽化問題も気になります。同様に国家財産を利用している国会記者会館と併せて「事業仕分け」の対象にすべきでしょう。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010081600395