大失態の検察、やはり厚生労働省元局長は「冤罪」


予想通りの展開です。
インチキな検察によって秘書および元秘書が起訴された小沢一郎氏の「疑惑」の存在も、決して鵜呑みにしてはいけないということです。


昨日発売の「週刊朝日」によると、民主党参議院議員・石井一氏は、厚生労働省元局長・村木厚子氏との不倫の噂まで流されたとのことでした。多くの「被害者」に対して、検察は何らの償いもしないのでしょう。
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=11587

小沢事件とソックリの見込み捜査
 検察がとんだ赤っ恥だ。厚労省村木厚子元局長(54)の無罪が濃厚になった。26日、大阪地裁で開かれた郵便料金不正事件で、村木被告に不利な検察調書15通を裁判所がことごとく証拠採用しなかったからだ。「取調官の誘導があった」と裁判官にピシャリとはねつけられたのだから、検察はぶざまもぶざま。これまでの公判でも、検察の見立てシナリオはどんどん崩れていたが、これで無罪が決定的になったというわけだ。

http://gendai.net/articles/view/syakai/124142

 郵便割引制度を悪用した偽の証明書発行事件をめぐり、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長の村木厚子被告(54)の第20回公判が26日、大阪地裁であった。横田信之裁判長は、捜査段階で元局長の事件への関与を認めたとされる元部下らの供述調書計43通のうち34通について、「検事の誘導で作られた」などの理由で証拠として採用しないことを決めた。有罪立証の柱の大部分が失われたことになり、検察側は極めて厳しい状況に追い込まれた。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201005270016.html

 検察側は、上村被告や塩田幸雄・厚労省元部長(58)ら8証人の捜査段階の検察官調書計43通について、「公判証言と内容が食い違うが、調書に特信性がある」とし、証拠として採用するよう地裁に請求していた。横田裁判長は、塩田元部長ら計5人の調書9通については「証拠能力までは否定できない」として証拠採用した。

 村木被告の公判は6月22日に検察側が論告求刑をし、同29日に弁護側が最終弁論をして結審する予定。判決は9月10日前後になる見通し。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100527ddm001040034000c.html