元官房長官・野中広務氏が、機密費の流用を暴露(2)


先日の記事の続報。
朝日新聞および田原総一朗氏のブログにも掲載されました。

 小渕内閣で1998年から99年にかけて官房長官を務めた野中広務氏が30日、当時の官房機密費の取り扱いについて、「毎月5千万〜7千万円くらいは使っていた」と暴露した。首相の部屋に月1千万円、野党工作などのため自民党国会対策委員長に月500万円、参院幹事長にも月500万円程度を渡していたほか、評論家や当時の野党議員らにも配っていたという。都内で記者団に明らかにした。

 野中氏はさらに「前の官房長官から引き継いだノートに、政治評論家も含め、ここにはこれだけ持って行けと書いてあった。持って行って断られたのは、田原総一朗さん1人」と述べた。

 与野党問わず、何かにつけて機密費を無心されたこともあったという。「政治家から評論家になった人が、『家を新築したから3千万円、祝いをくれ』と小渕(恵三)総理に電話してきたこともあった。野党議員に多かったが、『北朝鮮に行くからあいさつに行きたい』というのもあった。やはり(官房機密費を渡して)おかねばという人と、こんな悪い癖がついているのは絶対ダメだと断った人もいる」とも語った。

http://www.asahi.com/politics/update/0430/TKY201004300449.html

野中さんが言ったとおり、私は機密費は受け取りを拒否した。
そもそも最初にお金を提示したのは田中角栄さんだった。
貰う訳にはいかないが、断れば喧嘩になる。考えに考えて受け取らなかった。
それ以後は楽だった。
田中さんに断ったのだから貰う訳にいかない、と言うと誰もが納得してくれた。

http://www.taharasoichiro.com/cms/?p=319