田中康夫さんが語った「新党日本の心意気」


来月の総選挙兵庫8区から立候補する田中康夫さん(新党日本代表)は、ジャーナリスト・有田芳生さん(新党日本副代表)と同様、民主党の推薦を受けるのですが、連合田中さんを推薦しないことを決めたと報じられました。

 8月18日公示、30日投開票の衆院選で、兵庫8区(尼崎市)に民主党推薦で立候補を予定する新党日本代表の新人田中康夫氏(53)について、連合兵庫(森本洋平会長)は29日までに、田中代表への推薦を見送る方針を固めた。社民党新人の市来伴子氏(31)の支持をする方向で最終調整しており、8月上旬にも正式決定する。

 傘下の連合尼崎地協の一部労組が以前から、市来氏の支援を打ち出していたことや、田中氏の労組批判発言などが連合側の反発を招いたことが背景とみられる。

 連合の不支持方針について、民主兵庫県連は「連合には連合の考えがある」とコメント。田中氏は「私は常に大きな組織の都合で動く政治を改め、小さくても確かな個人や地域の願いを実現しようとしてきた。その気持ちは変わらず、信念に揺るぎはない」と話した。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002175733.shtml


この田中さんの発言こそ、新党日本の心意気でしょう。


以前、有田さんは、新党日本を選ばれた理由として「『ウルトラ無党派』(旧来の政党又は大組織に意志を代弁してもらえない人々)のために行動する政党は、新党日本しかない」と仰っていました。


有田さんも、田中さんも、ご自身の利益を優先させるのであれば、民主党に所属し、労働組合の支援を受けることも出来たでしょう。
大組織との「しがらみ」及び「なれあい」が無く、「ウルトラ無党派」のために闘うことは、イバラの道です。
大勢の国民が大統領を目指したバラク・オバマ氏に莫大な資金を与えたアメリカ合衆国とは異なり、日本では政治家への個人献金があまり一般的ではありませんので…


「人間を使い捨てにする今の社会は変わらない」と諦めている「ウルトラ無党派」の人々は少なくないと思いますが、「人間を大切にする社会」を実現するために新党日本を支持するという選択肢があることを知っていただきたいと思っています。