バラク・オバマ氏、圧勝(1)


バラク・オバマ氏がアメリカ合衆国の新しい大統領に当選しました。

以下、いま思うことを列挙します。


(1)マケイン氏は電話でオバマ氏に祝福の言葉を述べたと話していました。「オバマは危険すぎる」だなどとネガティブ・キャンペーンを展開しておきながら何を、と思いますが、それがアメリカの大統領選挙なのでしょう。

(2)当初、民主党ヒラリー・クリントン氏、共和党ジュリアーニ氏が本命視されていたのが、ジュリアーニ氏は予備選で早々と撤退に追い込まれ、クリントン氏も予備選序盤でつまずき、その後粘るも結局敗退。両氏が予備選の序盤戦を軽視したのが、オバマ大統領誕生の最大の要因かもしれません。

(3)福井県小浜市の人々の喜ぶ様子を見ましたが、貿易などで日米間の対立が起こったらどうするのでしょうか?

(4)今日、ケニアに居るオバマ氏の祖母ら親族の周りに世界中のメディアが集まっていたようですが、今後、生活が脅かされないか心配です。

(5)共和党副大統領候補だったペイリン氏は、8年後の大統領選挙への立候補も考えていると発言したとのことですが、アラスカ州知事の座を維持することも困難なのでは?

(6)オバマ氏の「経験不足」は気になるところではありますが、その清新さで、これまでにない変革を進めていくことに期待しています。