最近の統一教会関連報道


最近、統一教会に関する様々な動きが報じられていますので、以下ご紹介します。


(1)ボランティア活動を偽装させ搾取
今年2月、統一教会のダミー団体「SHINZEN」の事務所などが、警視庁による家宅捜索を受けたとのこと。
http://www.j-cast.com/2008/02/21016891.html
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20080326ddlk13040480000c.html


(2)厚木市の小学校、統一教会団体メンバーを講師として招く
インターネットで検索すれば、すぐに統一教会のダミー団体と分かるはずなのに、困ったものです。
統一教会による国内の霊感商法の被害件数は二〇〇六年十二月までの約二十年間で約二万八千件、被害総額は約九百八十三億円に上る」という記述には、改めて驚かされました。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiimar0803549/
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiimar0803582/


(3)日本人信者3名が、韓国で書類送検
3日前、公職選挙法違反容疑で書類送検されたとのこと。
なお、ジャーナリスト・有田芳生さんのブログによると、この3名が関わっていた統一教会系政党「平和統一家庭堂」が韓国の総選挙に擁立した候補者は、全員落選したそうです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008040700646
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2008/04/post_119c.html


(4)多額献金の女性と、2億3000万円で示談
今月、「統一教会に脅され2億円を超える献金をさせられた」として70歳の女性が損害賠償を求めた裁判で、示談が成立したとのこと。
原告が、宗教法人を所管する文科省の責任も問う姿勢を見せたところ、統一教会は賠償額を大幅に引き上げたそうです。
文科省の不作為は、厳しく批判されるべきでしょう。
http://www.asahi.com/national/update/0408/TKY200804080186.html
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20080408-345845.html
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080411k0000m040071000c.html


(5)今日発売の「週刊新潮
ジャーナリスト・有田芳生さんによる記事「統一教会霊感商法』は生きている」が掲載されています。
SHINZEN」以外にも、ある統一教会系企業が薬事法違反で捜索をうけていたとか。
警察当局は、統一教会から北朝鮮への送金疑惑など、統一教会関係の資金の流れに注目しているようです。
有田さんのブログにあるように、霊感商法は「当局の怠慢が被害を拡大させている」のですから、現在新しい動きがあるにしても、警察庁の責任は追及されなければならないでしょう。