「紀元会」での暴行死


先月、長野県の新宗教紀元会」で信者の女性が暴行され死亡した事件で、昨日、女性ばかりの信者21名が逮捕されました。

「ああ、またか」と思いました。

「信じるものは救われない」ということなのでしょう。


この紀元会では、「不治の病が治る効果がある」として「紀元水」と名付けた水を製造(?)していたようです。

これは医師法違反、薬事法違反又は詐欺ではないでしょうか。

とっくの昔に警察が取り締まることができた可能性があります。

オウム真理教に対して「宗教だから」と遠慮し放置してサリン事件を防げなかった失敗が繰り返されたのでしょうか。


宗教の犯罪行為が起こるたび、学校での宗教教育の必要性を痛切に感じます。


「世界中に、様々な宗教があること」
「宗教の信者は、自分の宗教を他の宗教と比較する視点及び自分の宗教を批判する視点を欠いていることが普通であること」
「宗教とは、『霊界は存在する』、『人間は死んでもまた生まれ変わる』などの結論ありきで、それを証明しようともしない。もともと証拠などないからだ」
マインド・コントロールされた信者は、どのような心理状態に陥っているのか」


宗教教育と言うより、心理教育と呼んだ方が良いかもしれません。

宗教に関することばかりでなく、親子関係、家族関係及び学校での人間関係などでの心理は、社会に出る前に学ばなければならないと考えています。



10月20日追記

滝本太郎弁護士のブログでの、紀元会及びカルトに関する記事をご紹介します。

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