村木厚子氏が無実と知りながら逮捕したのなら、厳罰を!

 主任検事だった前田容疑者が、無実であることを示す有力な証拠があることを隠して、村木氏を逮捕した可能性が浮上した。最高検は、データ改ざんの動機につながるとみて、経緯を調べている。
 郵便不正事件で特捜部は、村木氏が同省元係長上村勉被告(41)=公判中=に対し、2004年6月上旬に証明書発行を指示したとの構図を描いて捜査。昨年5月26日に上村被告を逮捕して偽の証明書が保存されたFDを押収し、6月14日には村木氏を逮捕した。
 検察関係者によると、上村被告の取り調べを担当した同僚検事は、FDを押収した直後に、FDに残された「2004年6月1日」という偽証明書の最終更新日が、特捜部の構図と矛盾することに気付き、主任検事だった前田容疑者に告げたという。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201009/2010093001024


「今回の事件の本質は、証拠隠滅でも犯人隠避でもない、特別公務員職権濫用だ」と検察問題を追及する郷原信郎氏は述べていますが、今のところ最高検察庁は証拠隠滅または犯人隠避の容疑としているようです。
http://twitter.com/nobuogohara/status/25947357557


特別公務員職権濫用に較べれば、証拠隠滅または犯人隠避は、かなり軽い刑罰です。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/M40/M40HO045.html#1002000000007000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/M40/M40HO045.html#1002000000025000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000


一般の逮捕監禁より重いのが、特別公務員職権濫用の罪です。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/M40/M40HO045.html#1002000000031000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000


最高検察庁が証拠隠滅または犯人隠避で済ませてしまうのであれば、更に疑惑は深まります。そもそも、最高検察庁村木厚子氏が無実と知りながら逮捕を許可した可能性もあるのですから。


ツイッターで検察を批判するユーザーのリストを作り、毎日読んでいます。参考になるツイートはリツイートすることにしているので、リツイートだらけになってしまいました。
http://twitter.com/psw_yokohama/kensatsu


参議院議員有田芳生さんが、参議院の法務委員会所属になったことを意外だと述べられていましたが、これほど検察問題が注目される中で、かねてから検察を批判されていた有田さんの見識が活かせるのではと期待しています。
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2010/09/post_c160.html