有田さんのブログへのコメント


ジャーナリスト・有田芳生さんのブログにコメントを投稿しましたので、こちらにも掲載しておきます。
以下転載です。

有田さんが参議院選挙に立候補されたことについて、「ザ・ワイドが終了するから国会議員に転職か」と揶揄するような記事を掲載したインターネット上のメディアもありました。

そのような記事に対して、有田さんは「わざわざ国会議員にならなくても、食べていけるくらいの仕事や貯蓄はあるよ」という感想を持たれるのではないかと思います。


有田さんは、「田中康夫さんに『社会貢献をしよう』と誘われた」、「国会議員になることが自己目的じゃない」、「社会貢献をする年齢になったので、国会議員を目指した」とTVで控えめに仰っていましたが、そのような「動機の説明」をもっと行なっても良かったかもしれませんね。

日本社会には、奉仕活動をしようとしても「奉仕活動をします」とは言いにくい精神的風土があるとは思いますが…


国会議員は、厳しい目で見られています。
批判又は非難されることがあっても、感謝されることは恐らくほとんどないでしょう。
しかも、「新党日本所属」では、「甘い汁」など期待できません。
様々な法的責任があり、しかも大変な仕事(特に選挙が!)なのに、TVの仕事より収入は少ないはずです。

国会議員になる以前に、新党日本から立候補されたことは、「著名人であっても当選することを困難にする選択」でした。
また、民主党又は自民党から立候補するのと較べて、何倍もの労力を費やすことになったのでしょう。

ジャーナリストは、「政治の色」が付くことを嫌がられる職業でしょうから、落選した場合、以後の仕事への影響も懸念されます。


有田さんにとって、国会議員を目指すこと、しかも新党日本から立候補されたことには、「個人の利益」より、「個人の不利益及びリスク」の方がはるかに大きいということは、よく考えれば誰にでも分かることでしょう。
「究極のボランティア」と表現しても良いかもしれません。

敢えて立候補されたのは、「個人の都合」より「社会の利益」を優先されてのことでしょうし、そのためには「しがらみのない新党日本」を選ぶ必要があったのだろうと思っています。

でも、よく考えずに中傷する者も居るから、困ったものですね。


なお、有田さんへのインタビュー記事などを見付けましたので、ご紹介します。


http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200708/sha2007081303.html

http://freddy.seesaa.net/article/50229921.html