橋下徹の詭弁に騙されないために、橋下徹の著書が役に立つ!(1)


日本維新の会共同代表・橋下徹の「従軍慰安婦は必要」「風俗を活用」発言では、国の内外で非難の嵐が巻き起こっています。
橋下は、詭弁を弄して必死に言い逃れようとしています。


13日のNHKニュース

日本維新の会の橋下共同代表は、13日夜、大阪市で記者団に対し、いわゆる従軍慰安婦問題について、「いいか悪いかは別にして、軍の規律を維持するために当時は必要だった」と述べ、当時としては慰安婦の制度が必要だったという認識を重ねて示しました。
この中で橋下共同代表は、いわゆる従軍慰安婦問題について、「いいか悪いかは別にして、軍の規律を維持するために当時は必要だった。戦争に勝った側が、負けた側を乱暴するという事実は山ほどあり、そういうものを抑えるためにも、慰安婦のような制度が必要だったのは厳然たる事実だ」と述べ、当時としては、慰安婦の制度が必要だったという認識を重ねて示しました。
一方で橋下氏は、「慰安婦制度を、すべて否定するとかすべて正当化するのはだめだ。戦争の悲劇で生まれたものだから、意に反して慰安婦となった方には配慮を持って接しなければならない。政府が、拉致して暴行脅迫で無理やりそういう仕事につけさせたと世界から非難されているのは、違うと言わなければいけないし、国を挙げて拉致したという証拠が出てくれば、日本国として反省しなければいけない」と述べました。
また、橋下氏は、今月上旬に沖縄のアメリカ軍普天間基地を視察したことに関連して、「海兵隊の性的なエネルギーを解消するために、司令官に対して、『もっと風俗業を活用してほしい』と言ったら、司令官は凍りついて、『禁止している』と言っていた。法律の範囲内の風俗業は認めないと、建て前論ばかりでやっていたらだめだ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130513/k10014548821000.html


今日のNHKニュース

日本維新の会の石原、橋下両共同代表は、19日午後、名古屋市内のホテルで2時間近く会談し、松井幹事長らも同席しました。
この中で橋下氏は、いわゆる従軍慰安婦の問題などを巡るみずからの発言について、「『当時は慰安婦が必要だった』という悲しい現実を話したのであり、慰安婦を認めるということではない。沖縄のアメリカ軍の幹部に風俗業の活用を進言したのは、アメリカ兵による事件が絶えない沖縄の現状を変えたいという思いからだった」と説明しました。
そのうえで橋下氏は、「発言の趣旨が曲解して伝わり、党に迷惑をかけて申し訳なかった」と陳謝し、石原氏も理解を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130519/t10014687001000.html


橋下の「悲しい現実を話したのであり、慰安婦を認めるということではない」との発言は、明らかに詭弁です。
仮に「慰安婦が存在した」と発言したのであれば、「客観的現実を話した」ことになりますが、「当時は慰安婦が必要だった」との発言は、「慰安婦を認めるという」橋下の認識を示したことになるからです。
「発言の趣旨が曲解して伝わり」非難されたわけではないことは、橋下自身がよく分かっているはずです。


その橋下が政治家になる前の著書を読むと、現在の橋下の言動の理由が分かるようです。
http://www.magazine9.jp/hacham/111109/
http://www.magazine9.jp/hacham/111111/
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4537253290/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4537251506/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1


橋下の発言の矛盾は、複数の識者からツイッターで指摘されています。
そのツイートをまとめたので、よろしかったらご覧ください。
http://togetter.com/li/505245