「幸福の科学」教祖の離婚騒動


高校生の一時期、私はカルト信者と同様の心理状態に陥っていました。
特定の宗教団体に入信したことはないのですが、「アメリカ先住民の霊魂が霊媒の口を借りて話す」とする本などを夢中になって読んでいました。
その心理状態から脱する過程で読んだのがジャーナリスト・有田芳生さんの著書で、それが私が有田さんの支援者になったきっかけです。その経緯は、過去の記事で述べましたので、よろしかったらご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/20070719/p1
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/20100615/p1


そのような宗教(団体ではありませんが)の影響を強く受けたと思われるのが、「幸福の科学」です。
昨日発売の「週刊文春」「週刊新潮」で、教祖・大川隆法の妻・きょう子氏へのインタビュー記事が掲載されました。離婚調停がまとまらず、裁判になるとのことでした。きょう子氏が話す大川の言動は、驚くべきものです。それが事実であれば、精神医学の立場からは、統合失調症である可能性が高いと言えます。
http://dailycult.blogspot.com/2011/01/blog-post_27.html


大川の「霊言集」などは高校生の頃に少し読んだことがありますが、当時の私にとっては斬新な内容で、かなり魅力的でした。しかし、その後「フライデー騒動」を経て、すっかり「普通の新宗教」になってしまったという印象です。
今回の離婚騒動に至っては、堕ちる所まで堕ちた感があります。教祖の最も身近な存在だったきょう子氏には、様々な問題が指摘される教団の実態を徹底的に明らかにすることを期待しています。
http://www.geocities.jp/hs_cult/index.html